当園は「ただしく」「あかるく」「つよく」を園訓に昭和30年の創立以来変わらず、人間教育の場として、心身ともに豊かな子どもたちの健やかな育ちを支援してまいりました。
人間形成の基礎となるこの大切な時期に子どもたちをお預かりするという大きな責務を感じながら、60年間で築き上げられた当園の伝統と変わらぬ建学の精神を守っています。
人として社会で育つ子どもたちにとって、園で大切なことは、子ども同士の関わりです。
元来、子どもには自ら育つ力が備わっています。生きる力も自然に身につけていきます。それを取り巻く我々大人たちこそ、適切な関わりを学んでいく必要があるのではないでしょうか。
親子の何ものにも代え難い人間愛をきちんと受けて育った子は迷いがありません。親の仕事のために預けられる場ではなく、あくまでも子どもを主体として、子どものために、共に親子で成長していく場としていただきたい、そしてこれから続いていく親子の関係を確かなものとして培っていただきたい、このように願っております。
自信にあふれ日々成長していく子どもたちに囲まれ、成長の一端を担うことの喜びを感じながら、職員一同、日々精力的に勤しんでいます。
人に愛されていることを知った子どもたちが、夢大きく自己を輝かせることができますように。
園長 谷 はな枝